ダンベル・ローイング詳細解説1

ダンベル・ローイング:広背筋の筋力トレーニング ダンベル・ローイング:トレーニングの準備

「ダンベル・ローイング方法解説」で紹介した筋トレ動作の各ステップについて、より詳しい解説を行っていきましょう。

まずは実際にダンベル・ローイングを始めるまでの準備のところです。

基本姿勢を確認

flashを使って、ダンベル・ローイングの動作を開始する前の基本姿勢を見てみましょう。

ダンベル・ローイング基本姿勢
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ダンベル・ローイングを行う時は、上の画像のように上半身を前に倒し、筋肉を鍛える側の足を床に、反対側の手と膝をベンチに付けた姿勢を取ります。

上半身を床と平行に近い体勢を作ることで、重力に引っ張られて下がっていくダンベルを「自分の体に向かって引きつける」という運動が可能になるというわけです。

ダンベル・ローイングと負荷の方向

逆に、体を起こした状態でダンベルを持ち上げてしまうと、腕や肩の筋肉ばかり疲れてしまい、広背筋のトレーニングとして効果的ではありません。

ベンチに手を付いている方の腕は、肘をほぼ完全に伸ばしておいた方良いでしょう。
別に曲げておいても実害はありませんが、中途半端な姿勢でいると腕の筋肉が疲れるからです。

また、人間は背中が丸まった姿勢では背中の筋肉が働きにくくなるので、背筋はしっかりと伸ばしておくことが大切です。上半身の角度について厳密な決まりはありませんが、だいたい水平+20度くらいに保っておくのが良いでしょう。

ダンベル・ローイングと上体の角度

ダンベルを引っ張り上げる動作を行うので、何となくダンベルを見つめるように下を向いてしまうかもしれませんが、視線はやや前方に向けておいた方が、自然と背筋が伸びて正しいフォームを取りやすくなります。

ダンベル・ローイングとダンベルの準備

ダンベルはトレーニングを始めるまで床に置いておくといいでしょう。

ローイング動作の延長線上にダンベルがあれば、ちょっと体をかがめてダンベルを掴み、スムーズに筋力トレーニングの動作に移ることができます。

ダンベル・ローイングとグリップの種類

ローイング系の種目では、通常のグリップの他に親指を含めたすべての指をグリップの上から被せるオーバーグリップでダンベルを持つ方法もあります。

人体の構造上、この方がものを引っ張る動作を行う上で握力が落ちにくいので、特にストラップを使わず高重量のダンベルを使う場合は試してみて下さい。

ダンベル・ローイングとグリップの種類

ただし、シャフトが回転するタイプのダンベル(ローリングシャフトのダンベル)を使用する場合は、通常のサムアラウンド・グリップで握りましょう。

ストラップの使用について

高重量のダンベルを使う場合は、背中の筋力よりも先に握力が落ちてしまう事が多いので、トレーニング用のストラップを使うことをお勧めします。

トレーニング用ストラップ

なお、ストラップの巻き方については、姉妹サイト『肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)』『トレーニングストラップの巻き方』を参考にして下さい。

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